結び
タラファのムアッラカ詩から
9の詩の続き 恋人を鹿にたとえて詠んでいる部分
فِى ٱلْحَىِّ أَحْوَى يَنْفُضُ ٱلْمَرْدَ شَادِنٌ مُظَاهِرُ سِمْطَىْ لُؤْلُؤٍ وَزَبَرْجَدِ |
部族の中にアラクの実を振り落す黒い唇の小鹿がいる 緒に通した真珠と貴橄欖石を身につけている |
أَحْوَى |
黒い、色の濃い唇の |
مَرْدٌ |
أَرَاك (アラク)の実 |
شَادِنٌ |
小鹿 |
مُظَاهِرٌ |
ظَاهَرَ Ⅲ の能動分詞 重ねて身につける |
سِمْطٌ |
ひも、緒 |
زَبَرْجَدٌ |
貴橄欖(かんらん)石 |
خَذُولٌ تُرَاعِى رَبْرَبًا بِخَمِيلَةٍ تَنَاوَلُ أَطْرَافَ ٱلْبَرِيرِ وَتَرْتَدِى |
仲間から取り残された牝鹿である 野牛の群れと共に茂みの中で食べ、アラクの実の端々を食べ |
木立の中に身を没する |
خَذُولٌ |
群れから取り残された、見捨てられた雌 |
رَاعَى |
~と一緒に草を食べる |
رَبْرَبٌ |
野牛の群れ |
تَنَاوَلُ |
تَتَنَاوَلُ の ت が一つ省かれている |
بَرِيرٌ |
アラクの熟した実 |
تَرْتَدِى |
着る 木の葉が着物のように見えることを言っている |
وَتَبْسِمُ عَنْ أَلْمَى كَأَنَّ مُنَوِّرًا تَخَلَّلَ حُرَّ ٱلرَّمْلِ دِعْصٌ لَهْ نَدِ |
彼女が色の濃い唇で微笑むとき、清らかな砂でできたみずみずしい丘の上にカミツレの花が咲いたようだ |
أَلْمَى |
色の濃い(唇) |
مُنَوِّرٌ |
咲いている ここでは、咲いているأُقْحُوَانٌ カミツレ(カモミール) |
حُرٌّ |
純粋な |
دِعْصٌ |
砂の丘 |